ギャラリー

Message⑥

リリースに向けて、あれこれの日々。

ミックスも大詰めで今日が最終日、明日マスタリングをしていよいよ音源自体は完成だ。
最後の最後までエンジニアの吉川先生とタクオPが、ここをこうしてああしてと、その経験とアイデアを駆使して詰め作業をしてくださっている。
毎日送られてくるミックス音源が日に日に変わっていって、なんとも心地よい音に成長している。

僕はHP、フライヤー、ポスター、グッズ、などのデザイン関係はすべて自分でやっている。
CDのジャケット関係とMVだけは、信頼できる友人のデザインアートライズに頼んだ。

あとのできることは、まずは自分でやってみることにしている。
なにせ自分でレーベルを立ち上げたのはいいが社員は俺一人だ。
第一弾リリースで経験できることはまずすべて経験してみたい。
どんなことをして、どんなやりとりがあって、CDというものがリスナーの手に届くのか。その過程を経験できるいい機会なのだ。このチャンスをすべて人の手に委ねるわけにはいかないのである。

たまたま今はリリース関係と重なってライヴの調整やら楽曲提供やらで、休みがなく、一気に冷え込んできたために、風邪をひいてしまい、実はちょっと長引いている。。

やっぱり規則正しい生活と食事をしっかり摂らないといけないな。
まぁでもこれでも近々でライブがないのを見越して、今のうちにひいておこうというある種の調整みたいなところはあるにはあるんだけどね。
ライブが近づいてくると睡眠と食事にはけっこう意識的に気をつけてはいるのです。

MESSAGE⑤

昨日から偉大なバンド「THE BOOM」のラストツアーがはじまった。

僕は学生の頃、歌がうまくなりたくて毎日のようにカラオケに通っていたのだけど、その頃にもう何百回とTHE BOOMの歌を唄って練習していた。誰かと一緒に行ってもBOOMの歌ばっかり唄うもんだから、未だに当時の同級生たちに会うと彼らにとってはBOOMのてっちゃんという印象らしい。以前、普段ライブハウスなどに足を運んだことのない同級生を自分のライブに誘ったら「お、BOOM唄うの?」って言われたくらい(笑)

ヴォーカルの宮沢さんの物事に対する視点が好きで、宮沢さんの書いた「SAFETY BLANKET」というシリーズの本も愛読していた。

そんな僕の青春時代の1ページに寄り添っていたバンド。

友人のおおたけし氏のつながりから、ここ1、2年の間にベースの山川さんと知り合うことができて、キャンプに誘ってもらったり、ライブに誘ってもらったりしているのだけど、本当にびっくりするくらい良い人で誰にも分け隔てなく接してくださる素敵な方。

現在は「劇症1型糖尿病」と闘いながら、ライヴツアーに出演されています。
先月お会いした時にお話を聞いたのですが、血糖値をコントロールするためにインスリンの注射を打ちながらステージに立っておられます。
ご本人は、「もう慣れたからフットサルもマラソンだってできるんだ」とおっしゃっていました。やはりものすごい精神力だと思う。

学生の頃はずっと聴いていたし、カラオケでも何百回と唄ってきたけれど、ずっと観てきたわけではないので、僕がTHE BOOMの解散について何か言えるようなことはないし、寂しがるのもおかしいのかもしれないけど、やっぱりどこかセンチメンタルになるのは仕方ない。でも初日を終えて観に行った方々の感想や記事などを見ていると寂しんでばかりの人などいなかった。とても楽しそうで幸せそうで、こちらまでなんだか嬉しくなってしまった。

まったくもって自分の勝手な感情にあきれてしまうけれど、今自分が唄えているのもあの当時のカラオケ猛特訓があったおかげなわけで、THE BOOMというバンドがいなかったら僕は今きっと歌を唄っていなかったかもしれないと思うと、感謝の気持ちでいっぱいになる。

物事にはいつか必ず終わりがあって、それを真摯に受けとめることはたやすいことではないかもしれないけれど、日々の瞬間瞬間を生き抜くことはとても美しいと僕は思う。

THE BOOMという偉大なバンドは、このラストツアーでひとつひとつを生き抜く姿をみせてくれるんじゃないかな。

MESSAGE④

どうも、随分とご無沙汰してしまった。

ミニアルバムのリリースに向けて、あれこれと奔走している日々です。

昨日は一日撮影でした。

写真 2014-08-14 11 45 13

この不思議な部屋で、なかなか面白いのが撮れましたよ。

この部屋には人が2人入れるかどうかという狭ーい部屋です。
外にぽつんと佇んでいます。

ん?
2人しか入れないような部屋で?
どうやって撮るの??
接写ってこと?

ほほほ、それは見てからのお楽しみ。

それはそうと、ハートの日、ハトの日?どっちでもいいけど、
8月10日は、誕生日でした。

たくさんのお祝いメッセージをメールやフェイスブックなどでいただきました。どうもありがとう。

music cafe sosoには、当日は行ってもいないのに、たくさんのプレゼントまで届けていただいて、本当にありがとう。
とても嬉しいのですが、僕は本当にお気持ちだけでじゅうぶんです。
こんな僕にもし何かいただけるなら、ぜひ、ライブに足を運んでいただき笑顔と拍手を置いていっていただければこの上ない幸せです。

これからの一年も精進してまいります。

今年の夏は、表立ったことは何もしていないけどとても充実しています。

夏ってだけで、ウキウキするんだ。